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バイエルン、ベテラン両翼と契約延長へ 会長が明言「近い将来、話し合う」

2016.10.24

バイエルンの両サイドで躍動するロッベン(左)とリベリー(右)(写真は今年3月) [写真]=Bongarts/Getty Images

 バイエルンが、オランダ代表MFアリエン・ロッベンと元フランス代表MFフランク・リベリーの契約を延長する意向だ。カール・ハインツ・ルンメニゲ会長のコメントを、イギリスメディア『FourFourTwo』が23日に伝えている。

 両サイドでバイエルンの攻撃陣を引っ張るロッベンとリベリーだが、契約は今シーズン限りで満了を迎える。しかし、クラブ側に放出の意思は全く無いようだ。

 同メディアの取材に応じたルンメニゲ会長は2選手について、「近い将来、彼らと話し合う」と明言し、来シーズン以降の残留に向けて動く意思を明確にした。その上で「ベルを鳴らして皆をゼーベナー・シュトラーセ(バイエルンの練習場)に呼び、交渉の進捗について報告するようなことはない」と、話し合いの中身については一切コメントしないことを宣言している。

 主に右サイドを務めることが多い32歳のロッベンは2009年にレアル・マドリードから加入し、在籍8年目を迎えている。負傷に悩まされることが多く今シーズンも開幕から出遅れていたが、9月21日のブンデスリーガ第4節、日本代表MF原口元気所属のヘルタ戦で復帰。途中出場ながらゴールを奪うなど流石の存在感を見せてチームの勝利に貢献すると、その後はスタメンに名を連ねている。

 ロッベンより長い在籍10シーズン目を過ごしている33歳のリベリーは現在負傷離脱中。筋肉系にトラブルを抱えており、10月1日のブンデスリーガ第6節、大迫勇也所属のケルン戦から戦列を離れている。

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