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大迫、絶妙アシスト&PK獲得の大活躍 ケルンが2発辛勝で暫定2位浮上

2016.10.16

モデスト(中央)の先制ゴールを喜ぶ大迫(左) [写真]=Getty Images

 ブンデスリーガ第7節が15日に行われ、FW大迫勇也が所属するケルンインゴルシュタットが対戦した。

 ここまで3勝3分けと無敗をキープするケルン。今節は未だに勝利がない同17位のインゴルシュタットをホームに迎えた。大迫は6試合連続となる先発出場。ケガが伝えられていた相棒のフランス人FWアントニー・モデストもスタメンに名を連ねている。

 試合開始から13分、ケルンはピッチ中央でFKを獲得すると、マルセル・リッセが思い切りよく右足を振りぬく。だが弾道の低いシュートをGKエリアン・ニュランドがしっかりと抑え、ゴールを許さない。

 しかしその後もボールを支配したのはケルン。すると28分、ディフェンスラインの裏へ抜け出したモデストが、大迫の絶妙な縦パスに反応。浮き球をももトラップすると同時に体を反転させ前を向くと、GKニュランドとの1対1を制して左足でボールをネットへ突き刺した。

 さらに37分、エリア左で大迫が相手DFに倒されPKを獲得。このチャンスをモデストがゴール左下へしっかりと沈め、追加点を挙げた。このままケルンが2-0とリードしてハーフタイムを迎える。

モデストのPKでケルンがリードを広げる [写真]=Getty Images

モデストのPKでケルンがリードを広げる [写真]=Getty Images

 後半に入ってもケルンの勢いは止まらない。53分には左サイドをパス交換で崩すと、最後はエリア内へ走りこんできたマーヴィン・マティプが左足でクロスボールに飛び込んだ。しかしボールはサイドネットへ外れる。

 続く64分、ケルンはリッセが右サイドをドリブル突破。そのままスピードに乗ってエリア右へ進入し、グラウンダーのクロスを上げた。これにフリーのモデストがダイレクトで合わせるが、シュートは枠をとらえることができず、ハットトリックとはならなかった。

 75分、ケルンは前線にアルチョムス・ルドニェフスを投入。大迫はここでピッチを退くこととなった。

大迫(中央)は2得点に絡む活躍を見せた [写真]=Getty Images

大迫(中央)は2得点に絡む活躍を見せた [写真]=Getty Images

 1点を追うインゴルシュタットは90分、ダリオ・レスカーノがエリア内でファウルを受けPKを獲得。ルーカス・ヒンテルゼーアがシュートを叩き込み、1点を返した。しかしその後はケルンインゴルシュタットにチャンスを作らせず、2-1でタイムアップ。これで通算成績を4勝3分けとしたケルンは、暫定ながらリーグ2位に浮上した。

 次節、ケルンは敵地で日本代表MF原口元気が所属するヘルタ・ ベルリンと、インゴルシュタットはホームで同MF香川真司所属のドルトムントと対戦する。

【スコア】
ケルン 2-1 インゴルシュタット

【得点者】
1-0 28分 アントニー・モデストケルン
2-0 39分 アントニー・モデスト(PK)(ケルン
2-1 90分 ルーカス・ヒンテルゼーア(PK)(インゴルシュタット

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