7連戦を前に負傷者が続出しているドルトムント [写真]=Borussia Dortmund/Getty Images
日本代表MF香川真司のドルトムントが、ブンデスリーガ再開を前に相次ぐ負傷者に悩まされている。同クラブは14日、第7節で日本代表MF原口元気のヘルタ・ベルリンと対戦するが、同試合では9名以上の選手が欠場を余儀なくされるようだ。大手メディア『ESPN』が報じている。
ブンデスリーガ第6節を終えて4勝2敗、勝ち点12で3位につけているドルトムント。リーグ再開を告げる第7節では、勝ち点13で2位のヘルタ・ベルリンとの一戦に臨む。重要な上位対決を迎えるが、台所事情は非常に苦しいものとなっている。
報道によると、ドルトムントは現在、ギリシャ代表DFソクラティス・パパスタソプーロスやドイツ代表DFエリック・ドゥルム、ポーランド代表DFウカシュ・ピシュチェク、ポルトガル代表DFラファエル・ゲレイロ、ドイツ代表MFスヴェン・ベンダー、同MFゴンサロ・カストロ、同MFアンドレ・シュールレ、同FWマルコ・ロイス、コロンビア代表FWアドリアン・ラモスの計9選手が離脱を強いられている。
トーマス・トゥヘル監督は今月1日の第6節レヴァークーゼン戦で0-2と敗れた後に「国際Aマッチウイークによる中断は、ドルトムントにとっては良い時間になるだろう」と話していたが、ポルトガル代表での活動期間中にゲレイロが負傷するなど、中断期間中に離脱者が増える結果となってしまった。同監督は「16名のフィールドプレイヤーをこの試合に招集できるかどうか、状況を見ている」と話しており、下部組織から選手を呼ぶ可能性もあるようだ。
ドルトムントはヘルタ・ベルリン戦を皮切りに、11月5日のブンデスリーガ第10節ハンブルガーSV戦までの23日間で7試合を戦うこととなっている。シャルケとのダービーマッチ(10月29日の第9節)やチャンピオンズリーグ(CL)グループステージの2試合を含めた“過酷な7連戦”を前に、負傷者続出という困難に直面することとなった。