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同級生・武藤のゴールに刺激 出番のなかった宇佐美「焦りながらも焦らず」

2016.09.19

ともにベンチスタートとなり、会話をかわす宇佐美(左)と武藤(右) [写真]=Bongarts/Getty Images

 ブンデスリーガ第3節が18日に行われ、日本代表FW宇佐美貴史が所属するアウクスブルクは同FW武藤嘉紀が所属するマインツと対戦。武藤は67分から途中出場して、1ゴールをマークしたが、宇佐美には出番がなかった。

 今シーズン、DFBポカールを含めた公式戦4試合を終えて、わずか8分の出場機会しか与えられていない宇佐美。出番がないことに関して、「俺が言うことじゃないし、監督が決めることなんで。ただ、今やれていること、練習で出せているプレーを出せれば、いつか(出番は)来ると思っています。こういう展開なら攻撃的なカードは僕があと一枚残っていましたし、そこをチョイスしてもらえない現状は自分の力不足だと思います」と、チームが負けている展開で出場できなかったことを悔やんだ。

 自身が出場した時のイメージについては、「自分が入って左サイドで連携が出せたりだとか、仕掛けていくだけじゃなくていろんな連携を左サイドで作っていくというのはできると思う。蹴っていくサッカーで自分の良さをうまく落とし込めるとは思うんですけど、まだ3つ(3試合)終わっただけなので、焦りながらも焦らずという感じでやっていこうかなと思いますけど」とコメント。まだ開幕したばかりと強調し、焦らずに出番を待ちたいと口にした。

 続けて、「焦らないといけない気持ちはもちろんありますけど、焦ってもいいことはないですし、自分のペースでブレずにやれることをやっていくだけだと思う。だからこそ不満を持つこともしないですし、自分に対してなんで出られないんだという気持ちを持つこともない」と、自分ができることをしていくのが重要だと語った。

 同試合では、同じ24歳の武藤が途中出場ながら今シーズン2得点目をマーク。「いい時間帯に出てダメ押し点を決めているわけですから、ああいう状況に自分も持っていければ。使ってもらえれば、やれるというかやらないといけないし、それをどんどん証明していくだけだと思います」と、同級生から刺激を受けたと明かした。

By サッカーキング編集部

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