昇降格プレーオフ第2戦でフル出場し、残留に貢献した長谷部誠 [写真]=Getty Images
ブンデスリーガ昇降格プレーオフ・セカンドレグが23日に行われ、日本代表MF長谷部誠の所属する1部16位のフランクフルトが残留を決めた。
長谷部にとって古巣対決となった2部3位ニュルンベルクとのプレーオフは、ホームで行われたファーストレグ(19日)で痛恨のオウンゴールもあり、1-1の引き分け。後がない状況で敵地に乗り込んだセカンドレグは、66分にスイス代表FWハリス・セフェロヴィッチが挙げた1点を守り切り、1部に踏みとどまった。
フル出場で残留に貢献した長谷部に、地元紙『Frankfurter Rundschau』は試合後の採点で、決勝ゴールのセフェロヴィッチ、U-21セルビア代表MFミヤト・ガチノヴィッチとともに、チーム最高点となる「2」点相当の「Gut dabei(=良い働き)」の高評価をつけた。
寸評では、「ボールタッチ数は最多。後方からビルトアップを操り、最初のパスを出していた」と、フランクフルトの攻撃の起点は長谷部だったと分析。「多くの動きは長谷部を経由しており、彼はそれを手堅くこなした。名策略家だった」と、チームの頭脳として役割を全うしたことを高く評価した。
By サッカーキング編集部
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