プレーオフを制し、1部残留を決めたフランクフルトの長谷部誠 [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ残留昇格プレーオフセカンドレグが23日に行われ、ニュルンベルクと日本代表MF長谷部誠が所属するフランクフルトが対戦した。長谷部は先発出場を果たした。
来シーズンに1部で戦う権利をかけた一戦は、今シーズン2部3位のニュルンベルクと1部16位のフランクフルトが激突する。19日に行われたフランクフルトホームでのファーストレグは1-1に終わったため、この試合に勝利したチームが来シーズンを1部で過ごすこととなる。
ホームのニュルンベルクは、ドイツ人GKラファエル・シェーファーや、同MFセバスティアン・カークらが先発出場。一方のフランクフルトは、ファーストレグで得点を挙げたU-20セルビア代表MFミヤト・ガチノヴィッチらがスタメン起用された。長谷部は中盤でのプレーとなった。
試合開始8分、フランクフルトにアクシデントが発生する。マルク・シュテンデラが左足を痛め途中交代を余儀なくされ、代わりにマルコ・ファビアンが投入された。
18分、フランクフルトはCKからハリス・セフェロヴィッチがヘディングシュートを放つが、これは枠をとらえることができない。
34分には、細かいパス交換からセフェロヴィッチが左足でシュートを打った。しかしGKシェーファーがボールをキャッチし、得点を与えない。
さらに攻勢を強めるフランクフルトは45分、ピッチ中央でフリーになったサボルチュ・フスティが左足のミドルシュート。しかしこれもGKシェーファーがパンチングでボールを弾き、ゴールを割らせなかった。スコアレスのままハーフタイムを迎える。
後半に入って58分、得点が欲しいフランクフルトは、アニス・ベン・ハティラに代え、リーグ戦チームトップスコアラーのアレクサンドル・マイヤーを投入する。
すると66分、フランクフルトが先制ゴールを挙げる。左サイドでボールを持ったガチノヴィッチがドリブル突破でエリア内に進入し、グラウンダーのクロスを供給。これにセフェロヴィッチが右足で合わせ、ゴールに流し込んだ。
1点を追うニュルンベルクは78分、CKのセカンドボールを拾ったルリク・ギースラソンが、エリア内で右足のシュートを放つが、これはクロスバーの上へ外れた。
さらに89分、ニュルンベルクはロングフィードのこぼれ球を拾うと、最後はディフェンスラインの裏へ抜け出したニクラス・フルクルークが左足でシュート。しかしこれも得点には至らなかった。
結局試合はこのままタイムアップ。フランクフルトがニュルンベルクを1-0で下し、1部残留を決めた。なお、長谷部は試合終了までプレーした。
0-1 66分 ハリス・セフェロヴィッチ(フランクフルト)
By サッカーキング編集部
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