10日にバイエルン移籍が決まったドルトムント主将のフンメルス [写真]=VI Images via Getty Images
ドルトムントに所属するドイツ代表DFマッツ・フンメルスのバイエルン移籍が10日に発表された。ドルトムントのハンス・ヨアヒム・ヴァツケCEO(最高経営責任者)が同選手の移籍決断の理由を明かしている。ドイツ誌『kicker』日本語版が報じた。
ヴァツケCEOとミヒャエル・ツォルクSD(スポーツ・ディレクター)、そしてバイエルンのカール・ハインツ・ルンメニゲCEOは、4月29日にデュッセルドルフにて会談。そして10日に、電話にて基本合意に達したという。
『kicker』誌によると、移籍金は約3500万ユーロ(約43億4000万円)で、ドルトムント側からの要求にバイエルンが応じたもの。もしも応じていなければ、フンメルスはドルトムントとの契約を延長していたようだ。
フンメルスとのこれまでの話し合いについて、ヴァツケCEOは「非常に多く、そして非常にオープンに行われてきた」と明かし、移籍の決断ついては「強く家族的な理由」があったとも述べている。一方、バイエルンのルメニゲCEOは「世界最高のセンターバックの一人。我々のクオリティをさらに上げてくれる」と獲得に喜びを見せた。
By kicker日本語版