マインツへの完全移籍が決まったクリスティアン・クレメンス(左) [写真]=Bongarts/Getty Images
FW武藤嘉紀が所属するマインツは4月29日、DF内田篤人が所属するシャルケからレンタル移籍で加入していたMFクリスティアン・クレメンスの買い取りオプションを行使し、完全移籍で獲得したことを発表した。
クレメンスは2015年冬からシャルケよりレンタルで加入。今回2019年までの3年契約を結んでいる。買い取り金額は250万ユーロ(約3億円)。ドイツ誌『キッカー』日本語版がコメントを伝えた。
マネージャーのクリスティアン・ハイデル氏は「クレメンスはこの1年半の間で、我々にとって重要な選手へと飛躍を果たした。彼のダイナミックなプレースタイルはとてもチームにあっているし、さらに伸びしろをもった選手だと見ている」とコメントした。
また、クレメンスは「ここにきた最初の日から、とても良い感覚を覚えたし、ここに残りたいということはこれまでにも口にしてきたことだよ」と語った。
現在24歳のクレメンスはこれまでマインツで34試合に出場し、6得点4アシストをマーク。かつてケルンにも在籍した同選手は、ブンデスリーガ通算では111試合に出場し、13得点を記録している。