バイエルン移籍が噂されるドルトムントDFフンメルス [写真]=Getty Images
バイエルンの会長を務めるカール・ハインツ・ルンメニゲ氏が、日本代表MF香川真司が所属するドルトムントのドイツ代表DFマッツ・フンメルスと交渉していることを認めた。26日、アメリカメディア『ESPN』が伝えている。
同メディアによると、ドルトムントの会長を務めるヨアキム・ヴァツケ氏が25日、バイエルンとの接触があることを認めた。フンメルスの価値に見合った金額のオファーが届けば、移籍を容認する意向だという。
ルンメニゲ氏は「ヴァツケ氏から、マッツ(フンメルス)がバイエルン移籍を考えているという話は聞いているよ」とコメントし、フンメルス本人にバイエルン移籍の意志があることを明かした。
一方で、フンメルスはドルトムントとの契約を2017年まで残している。同氏は「(両クラブとフンメルスの)3者が関与しているから、今日ここで詳細を話すことはしたくないんだ。我々は契約を考えているけど、ドルトムントと築き上げた関係を壊したくはないよ」と、ドルトムントと接触していることは明言したが、詳細を語るには至らなかった。
現在27歳のフンメルスはバイエルンの下部組織出身で、2008年1月にドルトムントに加入。昨シーズンからキャプテンを務め、今シーズンはブンデスリーガ第31節終了時点で27試合に出場している。