ボルシアMG戦にフル出場した酒井宏樹(左) [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第30節が15日から17日にかけて行われ、日本代表MF清武弘嗣、同MF山口蛍、同DF酒井宏樹の所属する最下位ハノーファーはホームで5位ボルシアMGと対戦し、2-0で勝利した。
前節、連敗を5で止めたハノーファーにとっては7試合ぶりの白星で、引き続き残留に望みをつないでいる。清武と酒井はフル出場、山口はベンチ入りメンバーから外れた。
チーム2点目に絡んだ酒井に対し、ハノーファーの地元紙『Hannoversche Allgemeine Zeitung』は、「攻撃でもいい形で奮闘し、かなりの勢いを与えていた」と称え、採点で「2」の高評価を与えた。
日本代表FW原口元気の所属する3位ヘルタ・ベルリンは、14位ホッフェンハイムとアウェーで対戦したが、1-2の逆転負けを喫して4位に後退。
原口は5試合連続で先発メンバー入りし、88分までプレー。ブンデスリーガ通算50試合目の出場を果たした。しかし、チームは敗戦し、原口自身も好機に決定的なプレーができなかったことで、スポーツサイト『Sportal.de』の試合後採点は「4」と伸び悩んだ。(最高1点、最低6点)
3選手の採点と寸評は以下の通り。
■酒井宏樹
対ボルシアMG(2-0)フル出場
『Hannovrsche Allgemeine Zeitung』
採点:「2」
寸評:攻撃でもいい形で奮闘し、かなりの勢いを与えていた。持ち場である右サイドでの判断も、その多くが正しいものだった。
■清武弘嗣
対ボルシアMG(2-0)フル出場
『Hannovrsche Allgemeine Zeitung』
採点:「3」
寸評:このハノーファー司令塔が、(マヌエル・)シュミーデバッハの見事なパスからチーム最初のチャンスを作った。19分のゴール前8メートルからのシュートはクロスバーの上にそれたが、後半に入ると、チームメート同様に調子を上げた。
■原口元気
対ホッフェンハイム(1-2●)先発出場、88分交代
『Sportal.de』
採点:「4」
寸評:ブンデスリーガ通算50試合目は、右ウイングでの出場。いつものように素早い動きを見せ、左サイドや真ん中でも頻繁にプレーしていた。ドリブル成功率はチームトップだったが、最後の局面で精度を欠くことが多く、67分のサロモン・カルーからのパスではもたついてしまった。
By サッカーキング編集部
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