内田のシャルケ、過去最高益を記録…売上は333億円、選手売却が要因か

過去最高益を記録したシャルケ [写真]=Bongarts/Getty Images

 DF内田篤人の所属するシャルケが、過去最高の利益を記録した。17日、ドイツ紙『ビルト』が伝えている。

 同紙によると、シャルケは2015年における収支報告書を発表。売上は前年を4910万ユーロ(約62億円)上回り、2億6450万ユーロ(約333億2700万円)に到達したという。また純利益も2014年の420万ユーロ(約5億3000万円)の5倍以上にあたる2250万ユーロ(約28億4000万円)となった。

 ただし『ビルト』によれば、同クラブ史上最高利益達成は「選手の売却」が主な理由。シャルケは昨夏、ドイツ代表MFユリアン・ドラクスラーをヴォルフスブルクに3300万ユーロ(約42億円)で、ペルー代表MFジェフェルソン・ファルファンをアルジャジーラ(UAE)に700万ユーロ(約8億9000万円)で、ギリシャ代表DFキリアコス・パパドプーロスをレヴァークーゼンに650万ユーロ(約8億2000万円)で、それぞれ放出している。

 同クラブの財務取締役を務めるペーター・ペータース氏は「我々は株式を上場することなく、ドイツやヨーロッパのトップクラブであり続けたい」とコメントしている。

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