ヘーヴェデス(左上)らを育成してきたエルガート監督 [写真]=Bongarts/Getty Images
DF内田篤人が所属するシャルケの下部組織で指揮を執る名物監督ノーベルト・エルガート氏が、近い将来に同職から離れることを明らかにした。13日、ドイツ誌『レヴィーア・シュポルト』が報じている。
報道によると、1996年からシャルケの下部組織で監督を務めるエルガート氏は、「私の時代は1年か2年後くらいに終わりを迎えると考えている。『何か新しいことを始めなければならない』と思っているんだ」と、話したという。
59歳のエルガート監督は、過去にU-19シャルケを3度、U-19ブンデスリーガ王者に導いている。同監督は「私はシャルカー(シャルケの人間)だ。それはこれからもずっと同じだ。しかし、2018年6月30日までの現行契約を満了したら、新しいことに向かう時になるだろう」と続け、育成部を離れるだけでなく、同クラブを退団する意向を持っているようだ。
エルガート監督は2013年、DFB(ドイツサッカー連盟)から最優秀監督賞を受賞し、でシャルケのキャプテンを務めるドイツ代表DFベネディクト・ヘーヴェデスをはじめ、同代表MFレロイ・ザネ、同代表MFマックス・マイヤー、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ代表DFセアド・コラシナツなど、トップチームに多くの選手を昇格させている。
By サッカーキング編集部
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