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酒井、山口、清武が2戦連続先発も…ハノーファー、4失点大敗で連勝ならず

2016.03.02

ヴォルフスブルク戦にフル出場した清武弘嗣(中央) [写真]=Getty Images

 ブンデスリーガ第24節が3月1日に行われ、日本代表DF酒井宏樹、同MF山口蛍、同MF清武弘嗣が所属するハノーファーとヴォルフスブルクが対戦した。

 前節のシュトゥットガルト戦で酒井、山口、清武の3人が初めて同時に先発出場したハノーファーは、2-1の逆転勝利で9試合ぶりの白星を獲得。連勝を目指す今節も、日本人3選手が揃ってスタメンに名を連ねた。

 最初にチャンスを作ったのはハノーファー。15分、敵陣でボールを持った清武がDFラインの裏にスルーパスを通すと、エリア内左に抜け出したケナン・カラマンが右足アウトで狙ったが、シュートはGKにキャッチされた。

 試合が動いたのは36分。ヴォルフスブルクは敵陣でルーズボールを拾ったユリアン・ドラクスラーがドリブルで持ち運び、エリア内左のアンドレ・シュールレへラストパス。これを受けたシュールレがDFをかわして左足でシュートを放つと、右ポストを叩いたボールがゴールラインを割り、先制点となった。

 1-0のまま後半に入ると、59分にヴォルフスブルクが追加点を奪う。右CKのこぼれ球に反応したシュールレがエリア内右から右足の強烈なシュートをゴール右下に突き刺し、リードが2点に広がる。さらに直後の62分、左からのクロスを、エリア内右に走り込んだシュールレが胸トラップから左足ボレーで狙う。このシュートが枠の右隅に決まり、シュールレはハットトリック達成。スコアは3-0となった。

 69分にはカウンターからGKと1対1の局面を迎えたドラクスラーがループシュートを沈め、試合はこのまま4-0で終了を迎えた。ハノーファーは連勝を逃して最下位脱出はならず、ヴォルフスブルクは3試合ぶりに勝ち点3を獲得した。なお、酒井、山口、清武の3選手はフル出場している。

 次節、ハノーファーは5日に敵地でブレーメンと、ヴォルフスブルクは同日にホームでボルシアMGと対戦する。

【スコア】
ハノーファー 0-4 ヴォルフスブルク

【得点者】
0-1 36分 アンドレ・シュールレ(ヴォルフスブルク)
0-2 59分 アンドレ・シュールレ(ヴォルフスブルク)
0-3 62分 アンドレ・シュールレ(ヴォルフスブルク)
0-4 69分 ユリアン・ドラクスラー(ヴォルフスブルク)

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