独メディア、1トップで孤立の武藤に揃って低評価「力ないゲーム」

武藤嘉紀

ヘルタ戦に出場したマインツFW武藤嘉紀 [写真]=Bongarts/Getty Images

 日本代表FW武藤嘉紀の所属する7位マインツは、20日に行われたブンデスリーガ第17節で同FW原口元気の所属する3位ヘルタ・ベルリンと対戦。0-2で敗れ、公式戦7試合ぶりの黒星を喫した。武藤は1トップに入り16試合連続で先発出場を果たしたが、2点を追う65分にベンチに下がった。

 地元紙『Allgemeine Zeitung』の試合後採点で、武藤は「4」の低い点数(最高1点、最低6点)となった。寸評では「パスが少なく、完全に孤立していた」と、厳しい指摘をされた。

 また、スポーツサイト『Sportal.de』は武藤に他2選手とともにチーム最低となる「5」をつけた。同サイトも、「孤立することが多く、全くと言っていいほど試合に入り込めず、脅威を与えるプレーにも絡めなかった」と、武藤が1トップで機能しなかったとの寸評を記した。続けて、「日本のシューティングスターにとっては力ないゲームとなり、シュートも0本に終わった。65分、ジョン・コルドバに代わり、ベンチに下がった」と、FWとしてシュートなしに終わった点にも言及している。

 マインツは、8位に後退して前半戦を終了。武藤は全17試合に出場し、7ゴール2アシストの成績だった。来年1月23日に行われるウィンターブレーク明けの後半戦初戦で、マインツはインゴルシュタットとアウェーで対戦する。

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