香川同僚DFスボティッチが残留宣言「チーム内で重要な役目を獲得する」

スボティッチ

ドルトムントに所属するDFスボティッチ [写真]=Bongarts/Getty Images

 日本代表MF香川真司が所属するドルトムントのセルビア代表DFネヴェン・スボティッチが、移籍の噂について言及した。15日、ドイツ誌『スポーツビルト』が報じている。

 ユルゲン・クロップ前監督時代は不動のセンターバックとして活躍したスボティッチも、今夏就任したトーマス・トゥヘル監督の下では出場機会に恵まれず、ここまでの公式戦はブンデスリーガとヨーロッパリーグでそれぞれ2試合ずつに出場したのみ。そのためドイツの複数メディアは、早ければこの冬から、クロップ監督が現在率いているリヴァプールなどが同選手の新天地になると予想していた。

 しかしスボティッチは同日朝、自身のフェイスブック公式ページを更新し、「僕の将来がどうなるのか、という疑問が度々上がっているから、ここではっきりと言っておきたい。僕は次の2週間を、この先何年間も戦っていけるような準備をするために使いたい。僕のポジションにおける状況が、リーグ後半戦で好転するようにね。過去数シーズンでファンのみんなに見せたように、チーム内で重要な役目を獲得することが僕の目標だ」と、現在の心境を語った。

 ただし『スポーツビルト』誌は、「スボティッチとクロップは合意に達していなかったようだ。少なくともこの冬の移籍はないだろう」と記しており、仮に同選手が冬以降も出番に恵まれなければ、来夏移籍の可能性も十分ありうるとしている。

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