シュトゥットガルト戦で81分までプレーした武藤嘉紀 [写真]=Bongarts/Getty Images
11日に行われたブンデスリーガ第16節で、日本代表FW武藤嘉紀が所属するマインツはシュトゥットガルトと対戦し、スコアレスドローに終わった。
武藤は1トップで15試合連続の先発出場を果たし、81分までプレー。しかし得点チャンスを逃し、チームの連勝も2でストップした。
地元紙『Allgemeine Zeitung』は試合後の採点で武藤に「4」をつけた。(最高1点、最低6点)
寸評では「たとえば、パブロ・デ・ブラシスのチャンスなど、3度か4度、チームメートへのいいパスがあった」とプラス面を先に挙げたが、「58分に決定機を外した。次第に姿を消していった」と、FWユヌス・マッリからのパスをGKプジェミスワス・ティトンに阻まれた場面や、試合に絡めなかった点を指摘されている。
スポーツサイト『Sportal.de』は武藤に対し、MFハイロ・サンペリオとともにチーム最低となる「4.5」の採点をつけた。
「長い時間、相手ペナルティーエリア内で武藤の姿を見かけることはなかった。しかし57分、マッリからのパスを受けると、相手DFを前にヒールで合わせて左足からシュートを放った」と、『Allgemeine Zeitung』同様、長い時間帯で消えていたことを指摘。だが「GKティトンが狙いの定まらないボールをパンチングでセーブしたのは、武藤にとって不運だった」と、逸機は運にも見放されていたとの見方をした。
また、2戦連続ゴールなしに終わったが、「ほぼ常に動きは合っているにもかかわらず、シュトゥットガルトDFにフィジカルで屈した」と評し、問題は動きやチームメートとの連係にあるのではなく、屈強なDF相手に立ち向かうためのフィジカル面にあるとした。
By サッカーキング編集部
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