武藤弾でマインツ2戦ぶり白星…ドルトはオーバメヤン2発で快勝/ブンデス第14節

ドルトムント、マインツ、HSV、バイエルン(左上から時計回り) [写真]=Bongarts/Getty Images, Bundesliga/DFL via Getty Images

 ブンデスリーガ第14節が27日〜29日にかけてドイツ各地で行われた。

 FW武藤嘉紀の所属するマインツは、ホームでMF長谷部誠の所属するフランクフルトとの対戦。“ライン・マイン・ダービー”で両選手とも先発出場を果たし、日本人対決が実現した。試合は、武藤が開始わずか5分で、今シーズン7得点目となる先制点を獲得。さらにマインツは42分にMFユヌス・マッリの追加点でリードを2点に広げる。一方のフランクフルトは61分にFWハリス・セフェロヴィッチがゴールを決めて1点差とすると、終盤に猛攻。だが、マインツが1点を守り切り、2-1で2試合ぶりの勝利を収めた。なお、武藤は81分まで出場、長谷部は84分まで出場した。

 MF香川真司の所属するドルトムントは、ホームにシュトゥットガルトを迎えた。香川は開幕14試合連続で先発出場。試合は、ドルトムントが3分にMFゴンサロ・カストロ、19分にFWピエール・エメリク・オーバメヤンのゴールで、早い段階で2点先行する。40分にMFダニエル・ディダヴィの得点を許すが、65分にシュトゥットガルトDFゲオルグ・ニーダーマイアーのオウンゴールで再び2点リードに。ドルトムントは終了間際にもオーバメヤンがダメ押しゴールを決めて、4-1で2試合ぶりの勝利を収めた。なお、香川は60分で交代となった。

 バイエルンは、ホームでFW原口元気の所属するヘルタ・ベルリンと対戦。34分にFWトーマス・ミュラー、41分にFWキングスレイ・コマンがゴールを挙げて、2-0で勝利。3連勝で首位をキープした。なお、原口は5試合連続でフル出場を果たした。また、ハンブルガーSVはアウェーでブレーメンと対戦し、3-1で今シーズン初の2連勝。DF酒井高徳は3試合連続のフル出場で勝利に貢献した。

■ブンデスリーガ第14節の結果

▼27日開催
ダルムシュタット 0-0 ケルン

▼28日開催
バイエルン 2-0 ヘルタ・ベルリン
ブレーメン 1-3 ハンブルガーSV
ハノーファー 4-0 インゴルシュタット
ホッフェンハイム 3-3 ボルシアMG
マインツ 2-1 フランクフルト

▼29日開催
ドルトムント 4-1 シュトゥットガルト
レヴァークーゼン 1-1 シャルケ
アウクスブルク 0-0 ヴォルフスブルク

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