前半のみの出場となったMF香川真司(中央) [写真]=Borussia Dortmund/Getty Images
日本代表MF香川真司が所属するドルトムントは、20日に行われたブンデスリーガ第13節で、DF酒井高徳所属のハンブルガーSVに1-3で敗れ、連勝が4でストップした。
香川は、前節シャルケとのルール・ダービーで先制ゴールを決めるなど、宿敵打倒に貢献したが、ハンブルクでは精彩を欠き2点を先制された前半のみで退いた。
前節を終えて11位の相手に今季2敗目を喫したことで、地元紙の採点は軒並み厳しいものとなった。
『Ruhr Nahrichten』は、試合後の採点・寸評の記事に「不調のフンメルス、消えた香川」とのタイトルをつけ、両選手を含む5選手に「5」をつけた。(最高1点、最低6点)
寸評では、「やはり、2万8000キロメートルの移動疲れが残っていたのではないだろうか?」と、代表戦での長い移動距離が影響したとの見方を示した上で、「全く試合に入り込めず、(左サイドバックの)マルセル・シュメルツァーを1人にすることも何度かあり、当然の結果として前半で交代となった」と、途中交代は妥当だったとした。
また、『Westdeutsche Allgemeine Zeitung』も香川に対して、他5選手とともにチーム最低となる「5」をつけた。
「いつもと同じようにMFの左サイドで先発したが、ほんのわずかな脅威しか生み出せなかった。ハンブルガーの守備的MF3枚が実に上手く香川を封じ込めていたため、前半のみで退くことになった」と、ハンブルガーSVの香川対策がはまり、成す術なく前半で交代となった経緯を伝えている。
仕切り直しとなる次節、ドルトムントはホームにシュトゥットガルトを迎える。
By サッカーキング編集部
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