ドルト、首位との勝ち点差を5に縮める…ヴォルフスが上位対決制す/ブンデス第11節

ドルトムント ヴォルフスブルク

勝利を収めたドルトムント(左)とヴォルフスブルク(右) [写真]=Borussia Dortmund/Bongarts/Getty Images

 ブンデスリーガ第11節が10月31日に各地で行われた。

 日本代表MF香川真司が所属する2位のドルトムントは、14位のブレーメンと対戦した。ドルトムントは開始早々の9分にマルコ・ロイスが先制点を決め、1点のリードを手にする。32分にブレーメンのアンソニー・ウジャーに同点ゴールを許したが、44分にヘンリク・ムヒタリアンが勝ち越しのゴール。さらに72分にはロイスがこの試合2点目を決めて2点差とする。このままドルトムントが3-1でブレーメンを下し、首位バイエルンとの勝ち点差を5に縮めた。なお、香川はフル出場している。

 開幕から5連敗を喫し、最下位に沈んでいたボルシアMGは9月に監督交代が行われた。アンドレ・シューベルト新監督が就任後、チームは復活を遂げて5連勝を飾り、順位を7位まで上げている。今節は日本代表FW原口元気が所属するヘルタ・ベルリンと対戦した。この日も勢いが止まらないボルシアMGは、26分にオスカル・ヴェントの得点で先制。直後の28分にラファエウにもゴールが生まれ、2-0で前半を終える。後半に入っても試合展開は変わらず、54分にグラニト・ジャカがチーム3点目を奪った。ヘルタ・ベルリンは82分にアレクサンダー・バウムヨハンが1点を返したが、後半アディショナルタイム1分にボルシアMGのホーヴァル・ノルトヴェイトが4点目を決めた。このままボルシアMGが4-1でヘルタ・ベルリンを下し、6連勝を飾った。

 3位ヴォルフスブルクと6位レヴァークーゼンの上位対決は、0-0で迎えた34分にヴォルフスブルクのニクラス・ベントナーが先制点を奪った。しかし、レヴァークーゼンもすぐさま反撃。40分にハビエル・エルナンデスが同点ゴールを決め、1-1で前半終了を迎えた。試合が決まったのは77分、ヴォルフスブルクのユリアン・ドラクスラーが勝ち越しゴールを奪取。ヴォルフスブルクが2-1でレヴァークーゼンを破り、3位をキープしている。

 その他の試合結果は以下の通り。また、1日にも2試合が行われる。

■ブンデスリーガ第11節結果(カッコ内は所属する日本人選手)※10月30日、31日、11月1日開催

フランクフルト(長谷部誠) 0-0 バイエルン ※10月31日開催
シャルケ(内田篤人) 1-1 インゴルシュタット
アウクスブルク 3-3 マインツ(武藤嘉紀)
ブレーメン 1-3 ドルトムント(香川真司)
ケルン(大迫勇也、長澤和輝) 0-0 ホッフェンハイム
ヘルタ・ベルリン(原口元気) 1-4 ボルシアMG
ヴォルフスブルク 2-1 レヴァークーゼン

シュトゥットガルト vs ダルムシュタット ※1日開催
ハンブルガーSV(酒井高徳) vs ハノーファー(清武弘嗣、酒井宏樹) ※1日開催

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