バイエルンを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、チームの主将を務める元ドイツ代表DFフィリップ・ラームから受けた発言についてコメントした。26日付のドイツ誌『キッカー』が伝えている。
バイエルンとグアルディオラ監督の契約は今シーズン終了時に満了を迎えるが、いまのところ契約延長交渉は進んでいない模様。キャプテンのラームは24日に行われたブンデスリーガ第10節のケルン戦終了後に、「今後も一緒に仕事をしたい」と残留を望む発言をしていた。
渦中のグアルディオラ監督は、報道陣からラームの言葉が去就に影響を与えるかと問われると「フィリップとは毎日ではないにしろ、何度も話した。彼は私にとって重要な選手であったし、性格も素晴らしいね。彼はバイエルンを愛しているし、常にバイエルンのために全力を尽くしている」と述べ、ラームと良好な関係を築いていることを強調した。
一方で、「私たちの意見が異なったとしても、それは変わらず、同じことだ」と自らの去就には影響しないことを明かした。
キャプテンの残留要請にも耳を傾けない指揮官は、次なる行き先を決めているのだろうか。