独紙、今季3点目挙げた武藤にチーム最高点も、“お人好し”なプレーを指摘

武藤嘉紀

マインツでプレーするFW武藤嘉紀(写真は24日のブレーメン戦) [写真]=Bongarts/Getty Images

 ブンデスリーガ第10節が24日に行われ、日本代表FW武藤嘉紀が所属するマインツはブレーメンとホームで対戦し、1-3で敗れた。武藤は1トップで9試合連続の先発出場を果たし、3点を追う後半アディショナルタイムに7試合ぶりとなる今シーズン3点目を挙げた。

 ドイツ地元紙『Allgemeine Zeitung』は、評価点「3」をつけ、「とてもよく走り、いくつかのいい動きを見せると、1-3とするゴールも決めた」と評した。(ドイツ・メディアの採点は最高1点、最低6点)

 また、スポーツ・サイト『Sportal.de』は、完敗したためマインツの選手には厳しい採点を並べる中、武藤には他3選手とともにチーム最高点となる「3.5」をつけた。

 寸評では、「マインツ攻撃陣で最も目立っていたのは、ゴールを決めたからだけではない。早い時間帯にガルベスに押し倒された場面は、審判は笛を吹かなかったがPKをもらえるものだった」と、ゴールだけでなく前線で奮闘する武藤のプレーを評価。

 しかし、「後半にもチャンスが回ってきたが、自らシュートを撃たずにハイロ・サンペリオにパスを出してしまう私欲のない判断でゴールを逃してしまった」と続け、“お人好し”なプレーを選択してしまったことで、ゴールチャンスを失ったシーンを指摘した。

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