ピッチへ向かうHSVの選手たち(写真は9月26日のシャルケ戦) [写真]=Bundesliga/DFL via Getty Images
日本代表DF酒井高徳が所属するハンブルガーSV(HSV)の選手たちが、同クラブのSD(スポーツ・ディレクター)を務めるペーター・クネーベル氏に“粋”なプレゼントを手渡した。16日、ドイツ紙『ビルト』が報じている。
クネーベルSDは今年7月下旬、HSV所属選手の給与リストや獲得リストなどのクラブ機密文書が入ったリュックサックを盗まれ、当の本人は8月に入るまで盗難に遭ったことすら気付いていなかったという事件があった。
同紙によれば、そんなクネーベル氏は今月2日に49回目の誕生日を迎え、チームは翌3日のブンデスリーガ第8節ヘルタ・ベルリン戦後にベルリンのハイアット・ホテルでバースデーパーティーを行ったそう。そして、選手を代表してドイツ人FWスヴェン・シップロックが渡したプレゼントは、黒い革のリュックサックだったという。その瞬間、パーティー会場は爆笑の渦に巻き込まれ、同SDはブラックジョーク溢れるそのリュックサックをしっかりと受け取ったという。
なお、クネーベルSDは『ビルト』に対し、「スヴェンが17日のレヴァークーゼン戦でも今日と同じくらいやる気を見せてくれるといいんだけどね」と笑って話していたが、シップロックは先発から外れ78分に途中出場。試合は0-0の引き分けに終わっている。
By サッカーキング編集部
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