副審に猛抗議したホッフェンハイム指揮官、約109万円の罰金処分

ギスドル

ドルトムント戦で副審に抗議するギスドル監督 [写真]=Bongarts/Getty Images

 ホッフェンハイムのマルクス・ギスドル監督に対し、DFB(ドイツサッカー連盟)スポーツ裁判所から8000ユーロ(約109万円)の罰金が科された。ドイツ紙『ビルト』が報じている。

 ギスドル監督は9月23日のブンデスリーガ第6節で、日本代表MF香川真司が所属するドルトムントとホームで対戦した際、オフサイドの判定に激怒し、副審ラファエル・フォルティン氏の左腕を両手で鷲掴みしながら抗議。その直後、主審のトビアス・ヴェルツ氏から退席処分を受けていた。

 DFBスポーツ裁判所は罰金処分について、「ギスドルは数回にわたり、スポーツマンシップに欠けた振る舞いをしていたため」と説明している。

 なお、試合後の会見でギスドル監督は、「もう1度このテーマについて言及したい。私が副審に触れた時、彼はすぐさまヴェルツ主審に『退席処分にしてくれ』と言っていた。ペップ(ジョゼップ・グアルディオラ)は副審と握手し、ハグし、(女性審判員の)ビビアナ(・シュタインハウス)の肩を抱くなど10回以上そのような行為をしても、誰も何もリアクションをしない」と苦言。この件はすぐさまグアルディオラ監督の耳に入ったようだが、両監督は直接電話をし、無事に和解していた。

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