ドルトムント戦で得点を決めたミュラー [写真]=Getty Images
バイエルンのカール・ハインツ・ルンメニゲCEO(最高経営責任者)が同チームに所属するドイツ代表FWトーマス・ミュラーのマンチェスター・Uへの売却はないと強調した。5日、イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。
ストライカー不足のマンチェスター・Uは今夏、ルイ・ファン・ハール監督の教え子であるミュラーの獲得を目指した。移籍金1億2000万ユーロ(約163億円)の提示があったという報道もあったが、移籍は実現しなかった。
同紙によると、ルンメニゲCEOは地元テレビ局に対し、「お金が欲しいわけではない。我々はフットボールクラブだからね。ミュラーの売却は絶対にない」と、高額の移籍金を提示されても売却しない考えを示した模様。また、「私はマンチェスター・Uの友人に、もう獲得のメールを送ってくるなと伝えてある」とマンチェスター・U側に対し、交渉決裂の連絡をしていることを明かした。
現在26歳のミュラーはバイエルンの下部組織出身。昨年8月、新たに2019年までの5年契約を結んだ。今シーズンは、ブンデスリーガで8試合に出場し8得点を記録している。