53分に途中交代した香川真司(中央) [写真]=Bongarts/Getty Images
4日に行われたブンデスリーガ第8節の頂上決戦、開幕連勝の首位バイエルンと、勝ち点4差で追うドルトムントの一戦は、バイエルンが5-1で圧勝した。
日本代表MF香川真司が所属するドルトムントは、辛うじて2位を守ったが、今季初黒星を喫した。
ドイツ代表FWトーマス・ミュラーに先制点と2点目、絶好調のポーランド代表ロベルト・レヴァンドフスキにも2発。最後には、レヴァンドフスキ以上にゴールを許してはならないはずのドイツ代表MFマリオ・ゲッツェにもゴールを決められる屈辱の一戦となり、地元紙の採点は、めったに見られない厳しい点数が並んだ。
(ドイツ紙の採点は最高1点、最低6点)
『Westdeutsche Allgemeine Zeitung』紙は5選手に「5」をつけ、香川もそこに含まれた。同紙は「バイエルンのディフェンス相手に、めったに攻め上がれず、本当に脅威を与える場面はなかった。当然の結果として後半早々にベンチに下がった」と総評。シュート、シュートアシストともにゼロに終わった香川が役割を果たせなかったとし、53分の交代もやむなしとした。
『Ruhr Nachrichten』紙も香川に対して「5」のチーム最低点をつけた。「52分でボールタッチ数は22回、そして競り合いでも全く勝てず」と、全くボールに絡めなかった点を指摘。「シャビ・アロンソに度々食らいついたとはいえ力及ばず、香川の夜ではなかった。創造性やゴールへの脅威? そうしたものは見られず」と、努力は見せたものの、存在感を発揮できなかったとした。
By サッカーキング編集部
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