ハンブルガーSV戦に先発出場した長谷部誠(左) [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第5節が19日に行われ、日本代表DF酒井高徳が所属するハンブルガーSVと同MF長谷部誠が所属するフランクフルトが対戦した。長谷部は右MFの位置で5試合連続の先発出場を果たしている。
前節、フランクフルトはFW大迫勇也とMF長澤和輝が所属するケルンと対戦し、負傷から復帰したFWアレクサンダー・マイアーがハットトリックを達成するなど大量得点を挙げ、6-2の大勝を収めた。リーグ戦2連勝を飾り、チームとしても調子を上げている。一方、ハンブルガーSVも前節のボルシアMG戦で3-0の大勝を飾っており、好調同士の対戦となった。
試合はホームのハンブルガーSVが最初にチャンスを作る。10分、左サイドでFKを獲得すると、ゴール前の混戦からヨハン・ジュルーが右足でシュートを狙ったが、ここはクロスバーに直撃し、得点とはならなかった。
一方のフランクフルトも反撃に出る。12分、マイアーがミドルシュートを放ったが、ここは枠を捉えることができなかった。
22分、ハンブルガーSVは中盤でボールを持ったアーロン・ハントがゴール前まで持ち込み左足でミドルシュートを放った。しかし、ここはGKルーカス・フラデツキーが横っ飛びでセーブ。先制ゴールとはいかなかった。前半は両チームともに決定力を欠き、スコアレスのまま前半終了を迎えた。
後半立ち上がりの48分、フランクフルトがチャンスを作る。エリア手前左でボールを受けたシュテファン・ライナルツが右足でミドルシュートを放ったが、ここはGKヤロスラフ・ドロブニーがなんとかはじき出してCKに逃れた。
ハンブルガーSVは68分にニコライ・ミュラーを下げてミヒャエル・グレゴリッチュを、76分にイヴォ・イリチェヴィッチを下げてイヴィツァ・オリッチを投入し、勝ち越しゴールを目指す。
フランクフルトは84分にルーク・カスタイニョスを下げてシュテファン・アイクナーを投入。後半アディショナルタイム2分には長谷部を下げてスロボダン・メドイェヴィッチを投入した。
両チームともに最後まで得点を狙ったが、このまま試合終了のホイッスルを迎え、0-0のスコアレスドローに終わった。なお、長谷部は後半アディショナルタイムまで出場し、酒井高には出場機会が訪れなかった。
By サッカーキング編集部
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