休暇満喫のクロップ氏、現場復帰を示唆「トップクラブとは限らない」

クロップ

昨季までドルトムントを率いていたクロップ氏 [写真]=Bongarts/Getty Images

 日本代表MF香川真司が所属するドルトムントを昨シーズンまで率いていたユルゲン・クロップ氏が公の場に姿を現した。5日、ドイツ紙『ビルト』が伝えている。

 同紙よると、現在フリーの身となり休養を満喫しているクロップ氏だが、徐々に現場復帰への意欲を強めているという。

 5日にベルリンで開かれた国際コンシューマ・エレクトロニクス展に出席した同氏は「今は本当にリラックスできているよ。色々と調べ物をして、読書をし、多くの友人と会うこともできている。それは、日常生活のありふれた小さなことかもしれないが、私には大きな楽しみだね。今はまだ現場が恋しくはない。しかし、いつかはまた(監督の道を)歩み出すということを自分でも分かっている。どこかのチームで指揮を執るだろう」とコメントしている。

 また同紙によれば、クロップ氏はドルトムントの指揮官を辞めた後、レアル・マドリード、マンチェスターU、バイエルンなどビッグクラブとコンタクトを取っているそうだが、この席で同氏は「世界でトップのクラブであるとは限らない。素晴らしいプロジェクトを持っているクラブで、それがわくわくするようなものであれば(どこでも良い)」と復帰先を示唆している。

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