清武と酒井宏所属のハノーファー、元独代表FWクラニー獲得を検討か

クラニー

ディナモ・モスクワでプレーしていた元ドイツ代表FWクラニー [写真]=VI-Images via Getty Images

 ディナモ・モスクワを退団した元ドイツ代表FWケヴィン・クラニーが、ブンデスリーガに復帰するかもしれない。

 8日、ドイツ紙『ビルト』が伝えた内容によると、日本代表のMF清武弘嗣とDF酒井宏樹が所属するハノーファーは、今夏スペイン人FWホセルを移籍金800万ユーロ(約11億円)でストークに放出したため、現在新しいストライカーを探している最中。そして現在33歳のクラニーが獲得候補に挙がったという。

 しかし同紙によれば、ハノーファーとクラニーの直接的なコンタクトはまだなく、同クラブのマルティン・キント会長は「FW探しはもう少し時間がかかりそうだ」とコメントを残しており、またミヒャエル・フロンツェック監督も「我々が探しているのは別のタイプのFWだ」と話していることから、実現するかどうかはまだ不透明な状況だそうだ。

 これまでロシア1部リーグで123試合に出場し50得点を決めている同選手は、ディナモ・モスクワとの契約を延長せず今夏で退団。今月1日から無所属となっているため、移籍金はかからない状態となっている。

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