バイエルン戦に途中出場した岡崎慎司(左下)[写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ最終節が23日に行なわれ、日本代表FW岡崎慎司が所属するマインツは敵地でバイエルンと対戦した。移籍報道で注目を集める岡崎は、今シーズン初のベンチスタートとなった。
すでにリーグ3連覇を決めているバイエルンは、優勝を確定させて以降、17年ぶりのリーグ戦3連敗を喫している。対するマインツは、前節のケルン戦で勝利を収め、残留が決定している。
試合は、立ち上がりからバイエルンが主導権を握る。24分、CKのチャンスを得ると、ゴール手前中央へのクロスにバスティアン・シュヴァインシュタイガーが頭で合わせる。これが相手選手のハンドを誘いPKを獲得。ロベルト・レヴァンドフスキがど真ん中に蹴り込み、バイエルンが先制に成功する。
マインツは、前半終了間際にペナルティエリア手前右から、ヨハネス・ガイスが直接FKで狙うが、マヌエル・ノイアーにキャッチされる。
バイエルンの1点リードで迎えた後半、48分にペナルティエリア手前でロングボールを受けたレヴァンドフスキが、相手DFに囲まれながらもボールをキープ。最後はゴール正面に入ってきたシュヴァインシュタイガーが右足シュートを落ち着いて決め、追加点を奪った。52分、マインツはダニエル・ブロジンスキに代えて、岡崎を投入する。
王者バイエルンの猛攻に耐えるマインツは、75分に右CKを獲得。ガイスからのクロスに岡崎が頭で合わせにいくが、ミートせず。ロリス・カリウスが幾度となく好セーブで凌ぐが、最後までマインツの攻撃陣はネットを揺らすことができない。
そのまま試合は2-0で終了。バイエルンがリーグ最終戦を勝利で飾った。バイエルンは25勝4分5敗、マインツは9勝13分12敗で今シーズンのリーグ戦を終えた。
【得点者】
1-0 25分 ロベルト・レヴァンドフスキ(バイエルン)
2-0 48分 バスティアン・シュヴァインシュタイガー(バイエルン)