ブレーメン戦にフル出場した長谷部 [写真]=Getty Images
ブンデスリーガ第31節が2日に行われ、日本代表のMF長谷部誠とMF乾貴士が所属するフランクフルトは敵地でブレーメンと対戦し0-1で敗れた。
フランクフルトの地元紙『Frankfurter Rundschau』は同試合の採点と寸評を発表。この試合フル出場を果たした長谷部に対して「Ganz okay(十分合格)」の評価をつけ、「長谷部は、試合がいかに機能するかということを心得ていた。彼こそが安定装置だった。彼がある程度までチームをまとめ上げたが、彼も、あれだけのスペースを埋めることはできない。ボールタッチ数は最多(87回)」と、敗れたチームの中で奮闘していたと評価している。
一方、ゾニー・キッテルの負傷により前半の20分から途中出場した乾に対しては「Schwächelnd(低調)」の評価。「最初は活発に動いたが、やがていとも簡単にボールを失うことが増えた。彼にしてはファウルも4回と多かった。62分のチーム最大のチャンスではゴールまでの軌道もあいていたが、乾にはよくあるように、そこもシュートに持ち込んだだけだった」と厳しい評価を下している。