失点にうつむくノイアー(手前) [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第31節が2日に行われ、レヴァークーゼンとバイエルンが対戦した。
バイエルンは前節、MF細貝萌とFW原口元気が所属するヘルタ・ベルリンに勝利し、2位のヴォルフスブルクがボルシアMGに敗れたため、3シーズン連続25回目のリーグ優勝が決まった。6日にはチャンピオンズリーグ決勝トーナメント準決勝ファーストレグのバルセロナ戦を控えており、22歳のMFリコ・シュトリーダーがデビュー戦を迎えるなど、控えメンバー中心の構成となった。
試合開始5分、まずはバイエルンがチャンスを作る。左サイドでボールを受けたマリオ・ゲッツェが中央へ切り込んでミドルシュート。しかし、ここはGKベルント・レノがなんとかセーブ。こぼれ球をティン・イェドヴァイがクリアして難を逃れる。
さらに26分、ジャンルカ・ガウディーノのパスに抜けだしたゲッツェが、キーパーと一対一の絶好機を迎える。ゲッツェは縦にドリブルし、レノをかわして右足シュート。しかし、ここはイェドヴァイが懸命のブロックで得点を許さない。このまま0-0で前半を折り返す。
すると後半立ち上がりの55分、レヴァークーゼンに決定的な場面が訪れる。ペナルティエリアほぼ正面の位置でFKを獲得すると、ハカン・チャルハノールがカーブのかかったシュートを狙う。これがマヌエル・ノイアーが守るゴールを破り、レヴァークーゼンが先制する。
続く82分、カウンターからカリム・ベララビが中央を突破し、ペナルティエリア右に走りこんだユリアン・ブラントへスルーパス。ブラントが豪快にゴール右へ叩きこみ、レヴァークーゼンが追加点を奪った。
このまま試合は終了し、CLストレートイン確保を目指すレヴァークーゼンが、2-0で王者バイエルンを下している。
次節、バイエルンはホームにアウクスブルクを迎える。
【得点者】
1-0 55分 ハカン・チャルハノール(レヴァークーゼン)
2-0 82分 カリム・ベララビ(レヴァークーゼン)