バイエルン、ホッフェンハイムに快勝…CL敗戦のショックを払拭

ローデの得点などでホッフェンハイムに勝利したバイエルン [写真]=Bongarts/Getty Images

 ブンデスリーガ第29節が18日に行われ、バイエルンは敵地でホッフェンハイムと対戦した。

 現在、首位を独走するバイエルン。アルイェン・ロッベン、フランク・リベリー、バスティアン・シュヴァインシュタイガーに加え、ミッドウィークのUEFA チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝ファーストレグ、ポルト戦でシャビ・アロンソも負傷。さらにはフィリップ・ラームもインフルエンザで欠場となり、ジャンルカ・ガウディーノとセバスティアン・ローデが先発に名を連ね、前線はロベルト・レヴァンドフスキ、トーマス・ミュラー、マリオ・ゲッツェが並んだ。

 立ち上がりから攻勢に出るバイエルンは18分、右サイドのミッチェル・ヴァイザーからのクロスをレヴァンドフスキがヘディングシュートするも、これはゴール上へと外してしまう。

 ホッフェンハイムは30分、カウンターからアントニー・モデストが最終ラインの裏に抜け出したが、最後はバイエルンのGKマヌエル・ノイアーが足に当ててブロック。

 先制したのはバイエルン。39分、ラフィーニャからペナルティーエリア手前でボールを受けたミュラーがシュート。これはGKオリヴァー・バウマンが弾くが、こぼれ球を拾ったレヴァンドフスキが中央のローデに落とすと、DFに囲まれながらも右足でゴール右隅へと流し込み、リードを奪う。

 バイエルンは前半終了間際にアクシデントが発生。激しいタックルを受けて足を痛めたフアン・ベルナトが負傷交代し、後半頭からジェローム・ボアテングが投入され3バックへと移行した。

 後半も主導権を握るのはバイエルン。47分、ローデからのパスを受けたレヴァンドフスキのシュートはDFに当たってバーの上へ外れる。59分には、途中出場のチアゴ・アルカンタラが左サイドで仕掛けペナルティーエリアに侵入。シュートが弾かれたところをミュラーが詰めたがGKバウマンにセーブされた。

 その後はビハインドのホッフェンハイムが選手交代を機に攻撃に出たが、バイエルン守備陣の隙を突くまでには至らず。後半アディショナルタイムには、右サイドを突破したミュラーの折り返しからオウンゴールが生まれ、バイエルンに追加点。このまま試合は終了し、バイエルンが2-0でホッフェンハイムを下した。

 これでリーグ3試合連続完封勝利のバイエルンは、21日にCL準々決勝セカンドレグでポルトと対戦する。

【スコア】
ホッフェンハイム 0-2 バイエルン

【得点者】
0-1 38分 セバスティアン・ローデ(バイエルン)
0-2 90+3分 オウンゴール(バイエルン)

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