グアルディオラ監督、退任する医師を擁護「負けたのは私のせい」

グアルディオラ

会見に臨むグアルディオラ監督 [写真]=Getty Images

 バイエルンのチームドクターを務めていたミュラー・ヴォールファールト医師が17日に退任した。これに関して、チームを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が会見でコメントをしている。同日付のドイツ紙『ビルト』が伝えた。

 15日に行われたチャンピオンズリーグ決勝トーナメント準々決勝ファーストレグで、バイエルンはポルトに1-3で敗れた。同試合では元フランス代表MFフランク・リベリーや、オランダ代表MFアルイェン・ロッベンなどの7選手が欠場しており、ヴォールファールト医師に敗戦の責任が押し付けられていると、報じられていた。

 グアルディオラ監督は、「ミュラー・ヴォールファールト医師の決断を尊重する。選手が負傷する時、それは医師の失敗によるものではない。けがはけがだ。離脱者が出場できたとしても、ポルトに負けていたかもしれない。ベストメンバーが揃っていたところで、勝てる保証なんてない」と同医師を擁護し、「シンプルに、負けたのは私のせいだ。医療チームの誰かのせいではなく、私のミスで負けた。私の失敗が、唯一の敗因だ」と、敗戦の責任は自身にあることを主張している。

 バイエルンは18日に行われるブンデスリーガ第29節でホッフェンハイムと対戦する。

モバイルバージョンを終了