371日ぶり復帰のチアゴ・アルカンタラ「みんなが支えてくれた」

途中出場するチアゴ・アルカンタラ [写真]=Bongarts/Getty Images

 バイエルンのスペイン代表MFチアゴ・アルカンタラが、4日に行われたブンデスリーガ第27節のドルトムント戦で負傷から復帰を果たした。

 チアゴは、2014年3月29日のホッフェンハイム戦で右ひざのじん帯を部分断裂。以降、度重なる負傷で長期離脱を余儀なくされていた。

 ドルトムント戦では、69分に途中投入されて371日ぶりに出場。試合後、「本当に素晴らしい。クラブやコーチ、チームメートのみんなに感謝しなければならない。みんながたくさん支えてくれた」と口にした。クラブ公式HPが伝えている。

 スタジアムの雰囲気を、「ファンが名前を呼んで後押ししてくれた。感情が高ぶった瞬間で、非常に幸せ」と振り返る。離脱期間は1年以上に渡った。「難しい時期もたまにあったね。そのときは、何カ月離脱しているかを数えてしまう。しかし、離脱時期も大切だった。僕は戦った。そして今は幸せ」と、胸中を明かした。

「90分間はまだできない。少しプレーしただけで消耗してしまった」と語るが、「目標は変わらない。試合に勝つ、タイトルを獲得することなんだ」と、前を見据えた。

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