アウクスブルク戦でフル出場したフンテラール(左) [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第27節が5日に行われ、アウクスブルクと日本代表DF内田篤人が所属するシャルケが対戦した。
今シーズンの前半戦では、昨年10月のリーグ戦第10節で対峙している両チーム。その時はホームのシャルケが1-0でアウクスブルクに勝利していた。今節、シャルケはアウクスブルクのホームに乗り込んで対戦。5位シャルケと6位アウクスブルクの勝ち点差はわずか「1」で両チーム勝ち点3が欲しいところ。内田はリーグ戦4試合続けてベンチスタートとなった。また、1月のカタール合宿中にひざの十字じん帯を部分断裂し戦列を離れていたGKラルフ・フェールマンが先発で復帰を果たしている。
開始10分、右CKを獲得したシャルケは、ジョエル・マティプが頭で合わせるが、わずかにゴールの左に外れる。15分、シャルケは早くも交代枠を使う。相手との接触で負傷した様子のレオン・ゴレツカを下げて、デニス・アオゴをピッチに送り出した。アウクスブルクは18分、左サイドで獲得したFKから、ファーサイドまでボールが流れると、ラウール・ボバディジャが折り返す。そのボールに反応したフェールマンはキャッチできず、ラグナル・グラヴァンが詰めるも、押し込むことは出来なかった。
シャルケは26分、トランクイロ・バルネッタがマルコ・ヘーガーとのワンツーからシュートを放つが、相手DFがブロック。そのこぼれ球をエリア手前からアオゴがダイレクトでシュートを放つが、枠の左に外れた。一方のアウクスブルクは42分、エリア手前からのFKでピエール・エミール・ホイビュルクが直接狙うが、壁に直撃。さらにそのこぼれ球をダイレクトでボバディジャが右足を振り抜くが、シュートはわずかに左に外れた。
両チームとも得点を奪えず、前半はスコアレスで終了。シャルケはクリスティアン・フクスに代えてジェフェルソン・ファルファンを投入し後半を迎えた。
54分、シャルケはバルネッタが高い位置でボールを奪い、クラース・ヤン・フンテラールにパス。フンテラールはDFを1人かわして左足を振り抜くが、相手GKに阻まれた。71分には、エリア手前の中央でボールを受けたフンテラールがシュートを放つも、これも相手GKに弾かれゴールとはならない。アウクスブルクは74分、エリア手前左で獲得したFKで、ボバディジャが直接狙うがわずかにクロスバーの上に外れた。さらに77分には、トビアス・ヴェルナーがエリア手前から左足で狙うが、フェールマンがキャッチした。
84分にシャルケは、マックス・マイヤーに代えてケヴィン・プリンス・ボアテングを投入。88分にエリック・マキシム・チュポ・モティングの落としをエリア内右で受けたボアテングが、ダイレクトで右足を振り抜くが、シュートは枠を大きく外した。
試合はこのまま動かず、シャルケはアウクスブルクとスコアレスドローに終わった。なお、ベンチ入りした内田には出場機会は訪れなかった。
シャルケは次節、11日にフライブルクと、アウクスブルクは同日にパーダーボルンと対戦する。
【スコア】
アウクスブルク 0-0 シャルケ