マインツ戦に出場した酒井宏(左)と清武(右)[写真]=Bongarts/Getty Images
DF酒井宏樹と日本代表MF清武弘嗣が所属するハノーファーは3日、ブンデスリーガ第19節で同代表FW岡崎慎司が所属するマインツと対戦し、1-1で引き分けた。
地元メディア『Sportal.de』は同試合の採点と寸評を発表。フル出場した酒井には「3.5」(1が最高、6が最低)の採点を与え、「新加入のDFジョアン・ペレイラを差し置いて出場。前半は攻撃でいい動きを見せ、ストライカーのジョセウに再三クロスを供給した」と、攻撃面での貢献度を評価しながらも、「後半に入ると、後ろへの動きで彼の弱点が露呈。何度かボールを失ったほか、GK(ロン・ロベルト・)ツィーラーのセーブのこぼれ球から(エルキン・)ソトがシュートを撃つのを防げなかった」と失点場面を指摘した。
84分までプレーした清武にも「3.5」をつけ、「いつものように無回転ボールを蹴り、狙いすましたコーナーキックから先制点を導いた。攻撃では安定したパフォーマンスだったが、自らチャンスを生むことはほとんどなかった。決定的なハイライトには至らなかったが、味方を使って巧みな見せ場を何度も作り、セットプレーの担い手として手堅い内容だった」と評価している。