クロアチア代表FWオリッチ、ヴォルフスブルクから古巣HSVへ復帰か

イヴィツァ・オリッチ

ヴォルフスブルクのFWオリッチ [写真]=Bongarts/Getty Images

 ヴォルフスブルクに所属するクロアチア代表FWイヴィツァ・オリッチが、2007年1月から2年半にわたって在籍した古巣ハンブルガーSVへ移籍すると、29日のドイツ紙『ビルト』が伝えている。
 
 報道によると、ベテランながら体力に陰りが見えず 、また得点能力が錆び付くこともないオリッチの獲得についてハンブルガーSVは、35歳の選手としては異例とも言える150万ユーロ(約2億円)の移籍金を用意しているという。

 また、同クラブの選手もオリッチ獲得には賛成で、主将のオランダ代表MFラファエル・ファン・デル・ファールトは「もしイビ(オリッチ)が僕らのところに来てくれたら素晴らしいことだよ。彼はFWとしても、人間としもスーパーだからね。彼の年齢は関係ない。まるで25歳のようにプレーするんだから」とコメントしている。

 オリッチは今季ヴォルフスブルクで12試合に先発し、5得点を決めている主力選手だけに、同クラブも当初は移籍を容認しない構えだった。しかし同日夜になって『ビルト』が「ヴォルフスブルクとドイツ代表MFアンドレ・シュールレが合意に至った」と報じており、これが実現すれば同じ攻撃的プレーヤーであるオリッチの、ハンブルガーSV移籍の障害はなくなると見られている。

モバイルバージョンを終了