ケルン戦に出場したマインツのFW岡崎慎司(左)[写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第16節が16日に行われ、MF長澤和輝とFW大迫勇也が所属するケルンと、日本代表FW岡崎慎司が所属するマインツが対戦した。長澤はベンチ外、大迫はベンチスタート、岡崎は先発出場となった。
7分、ケルンがゴール左45度の位置でFKのチャンスを得る。マティアス・レーマンのクロスにファーサイドのドミニク・マロフが右足ボレーで合わせ、ボールはネットに吸い込まれるもオフサイドの判定。マインツは13分、右CKからフニオール・ディアスがヘディングシュートを放つが、相手GKにキャッチされる。
32分、ドゥシャン・シュヴェントからの左クロスに、ゴール正面のヤニック・ゲルハルトがダイレクトで合わせたが相手DFにブロックされる。弾いたボールを再び右足シュートで狙うも、ゴールを脅かすには至らず。37分には、中盤でボールを奪ったサミ・アラギがペナルティエリア手前までドリブルで持ち上がり、そのままミドルシュートを放ったが枠を大きく外れる。前半は互いに決め手を欠き、スコアレスで折り返す。
48分、ユヌス・マッリがゴール左やや遠い位置から直接FKで狙うも、枠を捉えることができない。前半同様に、両チーム攻め切れない時間帯が続く中、61分にケルンはマルセル・リッセに代えてダニエル・ハルファーを、マインツはアラギに代えてク・ジャチョルを投入する。
72分、ケヴィン・フォクトのスルーパスに抜け出したハルファーがドリブルでエリア内に侵入。折り返したところ、アンソニー・ウジャーがシュートを放つがネットを揺らすことはできない。3分後、マインツはマッリがゴール正面に切り込みエリア内右の岡崎にラストパス。岡崎が放った左足シュートはクロスバーに嫌われる。
ケルンは82分、フォクトからの浮かせたクロスをゴール前のウジャーがヘディングで落とし、フリーのマティアス・レーマンが強烈なミドルシュートを放つもロリス・カリウスの好セーブに阻まれる。セットプレーからチャンスを作り出すケルンだったが最後まで得点に結びつけることができず、試合は終了。0-0で勝ち点1を分け合った。大迫に出番はなく、岡崎はフル出場している。