バロンドール候補に選出のノイアー「栄誉は同僚に向けられるべき」

ノイアー

バロンドール最終候補に残ったノイアー [写真]=Bongarts/Getty Images

 FIFA(国際サッカー連盟)は1日、世界年間最優秀選手賞であるFIFAバロンドールの最終候補3選手を発表した。同日、最終候補に選出されたバイエルン所属のドイツ代表GKマヌエル・ノイアーが、クラブ公式HPを通じコメントしている。

 最終候補の3名には、ノイアー、レアル・マドリード所属のポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド、バルセロナ所属のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが選出された。ゴールキーパーのノイアーが受賞すれば、元ソビエト連邦代表GKレフ・ヤシン以来2人目、2010年度に統合されたFIFAバロンドールでは初めての快挙となる。

 ノミネートを受けてノイアーは「素晴らしいニュースだ。僕にとって、とても誇らしいことだよ。GKが選ばれる保証はないんだ」と語り、2006年にユヴェントス所属のGKジャンルイジ・ブッフォンが選出されて以来のゴールキーパーの最終候補入りを喜んだ。

 続けて「ここまで来られたことの栄誉は、チームメイトに向けられるべきだ。僕らはバイエルンとドイツ代表で偉大なる2014年を過ごし、トロフィーを獲得したんだ」と述べ、チームメイトの支えがあったからこそのノミネートであることを強調している。

 FIFAバロンドールは、2010年にFIFA最優秀選手賞とバロンドールが統合。各国の代表監督と主将、サッカー記者の投票によって選出される。今年度の受賞者は2015年1月12日に発表される。

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