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下位に沈むドルト、昇格クラブと対戦で指揮官「タフな試合になる」

2014.11.22

ドルトムントを率いるクロップ監督 [写真]=Borussia Dortmund/Getty Images

 日本代表MF香川真司が所属するドルトムントは、22日に行われるブンデスリーガ第12節でパーダーボルンと対戦する。同試合に向けてドルトムントを率いるユルゲン・クロップ監督がコメントを残した。日本語版クラブ公式サイトが22日に伝えている。

 同試合を前に、試合の行方につていクロップ監督は「順位表を見る限り、うちは本命とは言えないね」とコメント。15位に沈んでいるドルトムントに対して、昇格組ながら9位につけているパーダーボルンには、「このクラブで起きていることすべてに大いなる敬意を抱いている」と評し、「タフな試合になるだろうが、我々にとっては大きなチャンスでもある」と、試合を見据えた。

 さらに、クロップ監督は「安定した戦いを見せ、できる限り厄介な対戦相手」になるようチームに求めているが、ドイツ代表DFマッツ・フンメルスは復帰が間に合わず、ギリシャ代表DFソクラティス・パパスタソプーロスは出場停止。そのためCBはセルビア代表DFネヴェン・スボティッチとドイツ代表DFマティアス・ギンターの2人が務めることになりそうだ。ライブルクから新加入したギンターについてクロップ監督も「若く非常の能力のある選手」と信頼を寄せているが、「彼は悪いときに来た。マティアスはチームが安定していないときに加入してしまった」と語った。

 ドルトムントパーダーボルンと公式戦で唯一、顔を合わせたのは1985年10月のDFBポカールだったが、このときドルトムントは0-2のビハインドから4-2と逆転で勝利を収めている。

 同監督は、対戦相手のパーダーボルンについて「お金がなくてもアイディアがあって、正しい決断ができる正しい人々がいればサッカー界で何かを成し遂げることができるといういい見本だ」と称賛。パーダーボルンは切り替えがうまく、「規律ある戦術と創造性、そしてスピード」を持ち合わせていると説明した。

 今シーズンのリーグ戦で最多となる、10人の異なる選手が得点を記録しており、ハードワークを信条とする戦い方をするにも関わらず、後半からテンポを上げる力もある。全ゴールの実に75パーセントが後半に決まっており、そのうち6点は最後の15分間に記録されていることからそれを証明している。

 そしてパーダーボルンと言えば、昨シーズンの1部昇格にも貢献したロングシュート。今シーズンは長距離ゴールで新記録を達成した1本を含め、4得点を決めている。クロップ監督は9月20日に行われたリーグ第4節のハノーファー戦でドイツ人MFモリッツ・シュトッペルカンプがゴール前80メートルの距離から放った一撃について「あれはブンデスリーガ史上、最も鮮やかなゴールかもしれない」とコメントした。

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