フランクフルト戦に出場したハノーファーの清武(左)と酒井(右)[写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第10節が1日に行われ、MF清武弘嗣とDF酒井宏樹が所属するハノーファーは、MF長谷部誠とMF乾貴士が所属するフランクフルトと対戦し、1-0で勝利を収めた。
試合終了間際に右サイドでFKを獲得すると、キッカーの清武がゴール前にクロスを上げる。マルセロがヘディングで合わせたボールはフランクフルトDFアレクサンダー・マドルンクのひざにあたり、ゴールに吸い込まれてオウンゴール。これが決勝点となり、ハノーファーは2連勝を飾った。
地元メディア『Sportal.de』は同試合の採点と寸評を発表。決勝点を演出した清武には「2.5」(最高点1、最低点6)の高得点をつけ、「ピッチ上のベストプレーヤーの1人。開始早々、味方にボールは繋がらなかったが、フランクフルト守備陣をドリブルで突破する大きな見せ場があった。エドガー・プリブと連係して度々右サイドを攻め、相手を揺さぶった。ハーフタイム直後に先制の決定機が回って来たが、ものにすることができなかった」と評価している。
酒井に対しても「2.5」を与え、「間違いなくフィールド上のベストプレーヤーの1人。ほとんど守備の仕事がない状況を活かし、絶えず右サイドで攻撃を仕掛けた。56分、上手い連係プレーでホセルの絶好機に繋げた」と高く評価している。