ヴォルフスブルク戦を振り返った岡崎慎司 [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第9節が26日に行われ、ヴォルフスブルクと日本代表FW岡崎慎司が所属するマインツが対戦。岡崎は1トップでフル出場を果たしたが、マインツは0-3で完敗を喫した。マインツは今シーズンのリーグ戦初黒星で、岡崎は3試合、得点から遠ざかっている。
試合後、岡崎が敗戦を振り返った。
セットプレーから2点を奪われた一戦について、岡崎は「やっぱりセットプレーの2点が痛い。こういうチームとやる時はあのような失点が一番響くかなと。最初の入りは良かったんですけどね。基本的には、相手に合わせて戦うのは昨年と変わらない。3バックで高い位置、サイドを上げてやっていたので、それがうまくいく時もあればうまくいかない時もある。そういう中でセットプレー(からの失点)というのはやっぱり痛かったなと思います」とコメント。2失点を悔やんだ。
無得点に終わった攻撃については「自分のカウンターのクオリティが今日は悪かったと思う。自分の力を上げていかないと、チームを勝たせることはできないかなと。なかなか厳しい試合でしたね」と話し、「前半から積極的にシュートを狙いにいったつもりだったんですけど、なかなか…。こういう中で1人でこじ開けたりするのが、自分の課題と言えば課題というか。クロスを待っているだけではダメだったら、自分から仕掛けて勝負するとか。サイドで(パスを)もらって勝負することがやっぱり必要かなと」と、課題を明かした。
そして、「自分が今まで苦手としていたものを出していかないと。うまくやっていかないといけないので。そういう場面が多く来ると思うんですね、自分の得意なプレーはたぶん最初に消されてくると思うので」と向上を誓い、「もう1回(ここが)踏ん張りどころというか。チームも自分もそう。良い時もあれば、悪い時もあるので。今は踏んばる時かなと思います」と話した。