2014.10.26

日本人対決は酒井高に軍配…合計9発の打ち合いに長谷部、乾敗れる

長谷部誠
シュトゥットガルト戦に出場したフランクフルトMF長谷部誠(左)[写真]=Bongarts/Getty Images

 ブンデスリーガ第9節が25日に行われ、MF長谷部誠とMF乾貴士が所属するフランクフルトと、日本代表DF酒井高徳が所属するシュトゥットガルトが対戦した。

 前節のパーダーボルン戦で5試合ぶりの黒星を喫したフランクフルトは、長谷部と乾が先発に名を連ね、ホームでの勝利に意気込む。一方のシュトゥットガルトは、ここまで1勝3分4敗で暫定15位に低迷しており、敵地で勝ち点3獲得を目指す。酒井は左SBで先発出場した。

 試合は、序盤は両者ともにゴール前までボールを運ぶが決定機を活かすことができない。すると21分、フランクフルトがCKを獲得する。乾がニアサイドに上げたボールをアンデルソンがヘディングで逸らし、ゴール前のハリス・セフェロビッチがヘディングシュートを放つ。これはポストに嫌われるが、こぼれ球を詰め寄ったアレクサンダー・マドルンクが右足ボレーで叩き込み先制に成功する。

 対するシュトゥットガルトは34分、中盤右サイドでオリオル・ロメウがパスカットするとドリブルで駆け上がり、ペナルティエリア内左にパス。相手DFに当たりエリア内中央にこぼれたボールをマーティン・ハルニックが右足でゴール右隅に流し込み同点とする。

 2分後、右サイドの深い位置でパスを受けたセルジャン・サラレルがペナルティエリア内中央に折り返す。アレクサンドル・マキシムが相手DFを引きつけワンタッチで左に流したところに、再びハルニックが右足でシュート。シュトゥットガルトが1点リードで前半を終える。

 後半、フランクフルトはルーカス・ピアソンと乾に代えて、マルク・シュテンドラとシュテファン・アイクナーを投入。50分、マキシムがゴールやや左の位置からのFKで直接ゴールを狙ったが、枠を大きく外れる。直後、左サイドでボールを受けたクリスティアン・ゲントナーが、ペナルティエリア手前にいたマキシムとのワンツーから最後は右足でゴール右隅に決めて、シュトゥットガルトがリードを広げる。

 これ以上離されるわけにはいかないフランクフルトは意地を見せる。57分に長谷部の縦パスをペナルティエリア内右で受けたセフェロビッチが中央に折り返す。ゴール前に走り込んだシュテファン・アイグナーが合わせたボールは相手GKにプロックされるも、こぼれ球をアレクサンダー・マイアーが押し込み1点を返す。さらに61分、ロングボールに抜け出したアイグナーが、ゴール前で相手GKと1対1になった場面で冷静に決め同点。試合を振り出しに戻す。

 勢いが止まらないフランクフルトは65分、ゴール正面左のやや遠い位置でFKを獲得すると、ペナルティエリア内左でマドルンクがヘディングでゴール左下隅に落とす。トルステン・キルシュバウムが必死で搔き出すも、ボールはネットに吸い込まれ逆転する。

 しかし、シュトゥットガルトも粘りの反撃を見せる。81分、途中出場のティモ・ヴェルナーがドリブルでペナルティエリア内左に侵入。そのままゴール前まで持ち込み、左足で放ったシュートはネットを揺らし、再び同点とする。3分後には、ゲントナーがこの日2点目を決め逆転。合計9ゴールの打ち合いを制したシュトゥットガルトが5-4で勝利を収めた。
 
 乾は前半、酒井は62分まで、長谷部はフル出場している。

 次節、フランクフルトはMF清武弘嗣とDF酒井宏樹が所属するハノーファーと、シュトゥットガルトヴォルフスブルクと対戦する。

【スコア】
フランクフルト 4-5 シュトゥットガルト

【得点者】
1-0 21分 アレクサンダー・マドルンク(フランクフルト
1-1 34分 マーティン・ハルニック(シュトゥットガルト
1-2 36分 マーティン・ハルニック(シュトゥットガルト
1-3 51分 クリスティアン・ゲントナー(シュトゥットガルト
2-3 57分 アレクサンダー・マイアー(フランクフルト
3-3 61分 シュテファン・アイグナー(フランクフルト
4-3 65分 アレクサンダー・マドルンク(フランクフルト
4-4 81分 ティモ・ヴェルナー(シュトゥットガルト
4-5 84分 クリスティアン・ゲントナー(シュトゥットガルト

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