W杯トロフィーと2人の息子とともに記念撮影するクローゼ [写真]=Getty Images
ラツィオに所属するFWミロスラフ・クローゼが、ブラジル・ワールドカップを最後にドイツ代表を引退することを発表した。DFB(ドイツサッカー連盟)が伝えた。
現在36歳のクローゼは、「ブラジルでタイトルを獲得し、子供の頃からの夢が叶った。ドイツサッカー界の偉大な成功を形にすることができて、誇らしく、幸せだ。代表チームでは唯一無二と言える瞬間や、素晴らしい多くの思い出を得られた。代表について決断するには、これ以上のタイミングはない」とコメントを寄せ、代表引退を表明した。
クローゼは今夏、4大会連続となるワールドカップ出場となるブラジル大会で2得点を記録。大会通算記録を16点とし、元ブラジル代表FWロナウド氏の持つ記録を更新し、歴代最多得点記録保持者となった。また、代表通算では71得点を記録。こちらも元ドイツ代表FWゲルト・ミュラー氏の持つ、68得点の記録を抑え、同国最多記録となっている。