1999年からハノーファー所属のチェルンドロが引退を表明 [写真]=Getty Images
日本代表DF酒井宏樹のハノーファーで主将を務めるアメリカ代表DFスティーブ・チェルンドロが、今シーズン限りでの現役引退を表明した。チェルンドロは今後、ハノーファーU-23のアシスタントコーチに就任し、監督資格取得を目指す。ブンデスリーガ公式HPが伝えている。
チェルンドロは、19日の会見で、「ここ15カ月間で、様々なひざのけががあり、プロサッカー選手としてのキャリアを終えなくてはならなくなった。1999年から、ファンと一心同体であるハノーファーでプレーさせてもらって、サッカーにおいても経済的な面でも、大きく前進した。このクラブでさらなる活動ができることを本当にうれしく思うし、プレーヤーとして、そして人間として、ここで学んだこと全てを返していきたい」と、コメントした。
チェルンドロは、1999年の冬にハノーファーに加入。以来、ハノーファー一筋でプレーを続けている。昨シーズン、ブンデスリーガ第33節のレヴァークーゼン戦にフル出場し、クラブ史上最多となるリーグ戦299試合出場を達成。昨年5月に契約を延長し、今年6月までの新契約を結んでいた。昨年6月と8月にひざの手術を受け、今シーズンはリーグ戦で2試合の出場にとどまっていた。