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岡崎が二ケタ得点到達…逆転弾含む8戦ぶり4度目の1試合2得点

2014.03.16

逆転弾を喜ぶ岡崎 [写真]=Bongarts/Getty Images

 ブンデスリーガ第25節が15日に行われ、ホッフェンハイムと日本代表FW岡崎慎司の所属するマインツが対戦。岡崎は先発出場した。

 試合は開始2分、ホッフェンハイムのケヴィン・フォラントがペナルティエリア内でニコルチェ・ノヴェスキに倒されてPKを獲得。しかし、セヤド・サリホヴィッチがゴール左上に外してしまい、先制点とはならなかった。

 ホームのホッフェンハイムが優勢に試合を進める中、23分に珍しいシーン。マインツ陣内の左サイドラインでテレビ中継のカメラマンとホッフェンハイムのアンドレアス・ベックが衝突。ベックはピッチに戻ったが、カメラマンが担架で運び出された。

 前半を両チームとも無得点で折り返すと48分に試合が動く。前半優勢に進めていたホッフェンハイムはCKを獲得すると、いったんクリアされたこぼれ球をオイゲン・ポランスキが強烈なダイレクトボレーでネットを揺らした。さらに52分には、自陣のファビアン・ジョンソンからの縦パスを受けたロベルト・フィルミーノがミドルシュートを決め、ホッフェンハイムが2点のリードを得る。

 マインツは67分に反撃弾。右サイドからのクロスにマキシム・シュポ・モティングが合わせて1点を返す。さらに73分には、ユーニス・マーリからのスルーパスがペナルティエリア内に出ると、DFがクリアしたところにつめたベネディクト・サラーに当たり、ボールはゴールに吸い込まれ、同点。

 止まらないマインツは2分後、左サイドのシュポ・モティングからのクロスに岡崎がダイビングヘッドで飛び込みネットを揺らして、逆転に成功。岡崎は、リーグ戦7試合ぶりの得点で、シーズン10ゴール目となった。アディショナルタイムにはスルーパスに抜け出した岡崎がダメ押しとなる2点目を獲得。1試合2得点は8戦ぶり今季4試合目となった。試合はそのまま終了し、マインツが4-2で勝利した。

 2試合ぶりの白星となったマインツは、リーグ戦5戦負けなし。一方のホッフェンハイムは、0-4で敗れたシャルケ戦に続く大量失点で2連敗となった。なお、岡崎はフル出場を果たしている。

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