リーグ新記録となる16連勝を達成したバイエルン [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第24節が8日に行われ、ヴォルフスブルクとバイエルンが対戦した。
リーグ戦の無敗記録を伸ばすバイエルンは5位ヴォルフスブルクの本拠地に乗り込むが、17分、ケヴィン・デ・ブライネの左クロスに、セットプレーの流れから前線に残っていたファーサイドのナウドが右足を伸ばして合わせ、ヴォルフスブルクが先制する。
先制を許したバイエルンは26分、左CKからゴール前で混戦となり、最後はジェルダン・シャチリが押し込んで同点とする。バイエルンはその後もフランク・リベリー、アルイェン・ロッベンを中心に攻めると、ヴォルフスブルクもカウンターで得点機をうかがうが、前半はそのまま終了する。
後半、思うようにボールを支配できないバイエルンは、チアゴ・アルカンタラとマリオ・マンジュキッチを立て続けに投入。すると迎えた63分、チアゴのスルーパスに抜けたトーマス・ミュラーが好守を続けていたGKディエゴ・ベナーリオをかわしてネットを揺らし、逆転に成功。66分にはラフィーニャのクロスをマンジュキッチが古巣相手にゴール。一気に突き放す。
71分、ロッベンがペナルティエリア内で粘ると、最後はリベリーが決め、78分にはロッベンの左クロスにミュラーがダイビングヘッドで合わせて5点目。2分後にはミュラーのアシストからマンジュキッチがこの日2点目を決めた。試合はそのまま終了し、6-1でバイエルンが勝利した。
バイエルンは2005-06シーズンに達成したリーグ戦15連勝の記録を更新し、ブンデスリーガ新記録となる16連勝を達成。不敗記録も49試合に伸ばしている。