日本代表FW大迫勇也所属の1860ミュンヘンは22日、ブンデスリーガ2部のザンクト・パウリと親善試合を行った。今冬の移籍市場で鹿島アントラーズから1860ミュンヘンに移籍した大迫は、4-4-2の2トップの一角として先発出場を果たした。
試合は開始早々に動き、1分にザンクト・パウリが先制した。1点ビハインドを負った1860ミュンヘンは、40分にヤニック・シュタークのゴールで同点に追い付く。そして45分、左サイドで得たFKをマークス・シュタインヘーファーがゴール前へ蹴り込むと、ニアサイドの大迫が飛び込む。高い打点から放たれたヘディングシュートがゴール右隅に決まった。大迫の移籍後初ゴールで、1860ミュンヘンが逆転に成功した。
1860ミュンヘンはハーフタイムに、GKガーボル・キラーイ以外の10選手を交代。大迫も前半のみの出場となった。後半は両チームとも無得点のまま推移したが、84分にザンクト・パウリが同点ゴール。試合は2-2の引き分けに終わった。
1860ミュンヘンは2月10日のブンデスリーガ2部第20節で、デュッセルドルフとホームで対戦する。