
ドイツの各メディアは、ブンデスリーガ第16節及びブンデスリーガ2部第18節における日本人選手の採点と寸評を発表した。
1アシストを記録したニュルンベルクの日本代表MF清武弘嗣に「2.5」がつけられた他、ヘルタ・ベルリンの日本代表MF細貝萌も守備面での貢献が評価されている。
採点と寸評がついた日本人選手は以下のとおり(最高点1、最低点6)。
■細貝萌(ヘルタ・ベルリン)
対ブレーメン戦(3-2○)フル出場
『Berliner Zeitung』
採点なし
寸評:この小さな日本人選手は良い仕事をした。ジョン・アンソニー・ブルックスが退いた後はセンターバックを引き継ぎ、しっかり守った。
■酒井宏樹(ハノーファー)
対ニュルンベルク戦(3-3△)フル出場
『Sportal.de』
採点:5
寸評:最初の失点のシーンでは想定し得る最悪のコースを走ってしまい、アダム・フロウシェクの何ともないシュートを防ぎようのない方へクリアしてしまった。その後も右サイドをコントロールすることができず、度々苦境に陥った。
■清武弘嗣(ニュルンベルク)
対ハノーファー戦(3-3△)フル出場
『Sportal.de』
採点:2.5
寸評:前半はヨシップ・ドルミッチへの見事なアシストを含め、何本ものクレバーなパスがあった。後半は勢いが落ちたものの、ほんの少しツキがあれば試合を決定づけるカウンターを決めることもできただろう。
■長谷部誠(ニュルンベルク)
対ハノーファー戦(3-3△)フル出場
『Sportal.de』
採点:3.5
寸評:1アシストを記録し、それ以外にも攻撃でいい動きを見せた。残念ながら守備では明らかに弱さが目立った。
■岡崎慎司(マインツ)
対ボルシアMG戦(0-0△)フル出場
『Sportal.de』
採点:3.5
寸評:この日本代表選手は集中力が欠けており、スタートが早すぎる場面が目立った。ほんの一瞬だけ早かったが、パスは出し手にも責任がある。試合全体を通じて最初の好機となった足でのシュートチャンスは、岡崎の動きも合っていた。
■酒井高徳(シュトゥットガルト)
対ヴォルフスブルク戦(1-3●)フル出場
『Sportal.de』
採点:4
寸評:後半はマルティン・ハルニクとともに結果は伴わなかったものの、幾度も右サイドで攻撃のアクセントをつけた。残念だったのは、得点に絡む代わりに、クリアミスでイヴァン・ペリシッチの試合を決定づけるゴールに絡んでしまったことだ。
■田坂祐介(ボーフム)
対ウニオン・ベルリン戦(0-4●)フル出場
『Revier Sport』
採点:5
寸評:前半は期待外れの出来。後半も効果的な動きは見られず、シンプルなプレーができていなかった。ゴールを狙う動きがなく、守備への切り替えでも苦戦した。