今シーズンも好調を維持するバイエルン [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガで首位を走るバイエルンにスパイ問題が浮上した。イギリス紙『ガーディアン』などが伝えている。
バイエルンは23日に行われたブンデスリーガ第13節で、ドルトムントとアウェーで対戦し、3-0の快勝を収めた。同試合を前にドイツ紙『ビルト』がバイエルンの戦術を掲載し、予想スタメンを見事に当てた。ジョゼップ・グアルディオラ監督は、クラブに『ビルト』との内通者がいると考えており、選手たちの前で、「誰であろうと関係ない。その人間を放り出し、2度と私の下でプレーすることはない」と激昂したと報じられている。
ドイツメディア『スカイ』のインタビューに応えたバイエルンのカール・ハインツ・ルンメニゲCEOは、「誰かを明らかにするため、NSA(アメリカ国家安全保障局)を連れてくる気などはない。だが、その人間にはやめるように忠告する。そうでなければグアルディオラだけでなく、クラブに深刻な問題をもたらすことになるからだ」と内通者の存在を認める発言をしている。